歯科衛生士の求人が増えてくる時期

time 2017/07/26

歯科衛生士の求人は、1年を通して多く見られますが、時期によって増減があります。中でも3月から4月にかけては新卒者を募集するために多くなる傾向があります。
また、歯科衛生士というのは女性が活躍している仕事です。結婚している場合、旦那さんの転勤に合わせて引越すということも多くなるので、9～10月の転勤時期は求人が増えます。

そして、意外なことですが、5～6月というのも求人が少し増える時期です。この時期は、新卒者が仕事を辞めやすい時期だからです。
転職する場合は、求人が多い時期にした方が、より自分に合った職場に入ることができます。この傾向を知って、就職活動をするようにしましょう。

しかし、個人の歯科医院では、スタッフの結婚や出産というタイミングで募集をかけることも多いです。
採用される人数は、スタッフの欠員を埋めるためなので、若干名になりますが、長く働くことのできる職場も多くあります。転職を考えている場合は、意識して求人に目を通すようにして、気になった募集があればすぐに応募してみましょう。人数が少ないので、迷っているとその間に決まってしまうこともあります。

新卒でなくても歯科衛生士の求人採用される？

歯科衛生士は新卒の就職が有利だと考えている人が多いです。しかし、新卒でなくても採用されるので安心しましょう。
インプラントなど、未経験の治療内容があっても、これから頑張りたいという姿勢を見せればまったく問題はありません。

面接の際に、気になったことがあればその場で質問するようにしましょう。勤務時間などは事前に確認しておいた方が安心です。
面接は、歯科医師が面接者を判断する場であると同時に、応募者が歯科医院を判断する場でもあります。できれば、院内の見学をさせてもらって、どのような治療をしているのか見ておきましょう。

歯科衛生士の転職では、他の歯科医院で働いていた経験を聞かれることがあります。歯科予防処置など、自分が行ってきたケアなどをまとめて話せるようにしておきましょう。
もちろん、矯正など自分が未経験な分野があれば、素直に答えるようにします。未経験だからと言って、不採用になることはありません。

これから新しいことにチャレンジしたいという向上心があれば、歯科医院側も気にすることもなく採用してくれるでしょう。成長できる職場かどうかというのは、長く続けられる環境かどうかとうことになります。